可塑庵(ぷらあん) | Art | 落合陽一公式ページ / Yoichi Ochiai Official Portfolio      
Yoichi Ochiai

可塑庵(ぷらあん)

Mixed Media

2021

ぷらあんのキービジュアル ぷらあんのキービジュアル

可塑庵

Yoichi Ochiai
Cooperation
Raku Kichizaemon (16th Raku Family Head), Miraikan - The National Museum of Emerging Science and Innovation"
©SOTSU・SUNRISE

生態系の持つ循環について考えている。

物化する計算機自然、可塑性物質=プラスチック。熱によって形が変化していく生態系。アジア圏が持つ茶文化の中でも、侘び・寂びを重んじ、日本の茶文化は循環する生態系を育みながら自然と対話する豊かな毎日を育んできた。山から切り出した竹を用いて茶杓を削り、庵を建て、地産地消のひとときを過ごしてきた。プラモデルの中に現代の民藝を探している。地産地消のエコシステムを考えれば、待庵のように地産地消で建てられるミニマムな庵は、ポスト工業社会のプラスチック文化の中にどのような彫刻として生まれるのだろうか。
ここに、ガンプラのランナーを用いた2畳のミニマムな茶室を建てる。
自然の光の中でランナーを通じてできた影が畳に新たな自然を刻印する。

ぷらあんの画像

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