Yoichi Ochiai

淵の淵,内と外,人称の変換工程

Mixed Media

2018

淵の淵,内と外,人称の変換工程のキービジュアル 淵の淵,内と外,人称の変換工程のキービジュアル

淵の淵,内と外,人称の変換工程

Yoichi Ochiai

絵画は網膜イメージの結像系を前提として描かれる.

西洋の壁画は風景に固定され,東洋の屏風や襖は動的に表象される.目の美はカメラと光源によって与えられる.その視点変換を調停するメディア装置と絵画の関係性はどう定義されるだろうか.自然の持つプロセスは見るものと見られうるものを包摂する.生物は,環境を変え,その都度視点を変えてきた.それに適応するために,遺伝的プロセスの中でイテレーションを重ねながら,そこに視座を作ってきた.その瞳の見せるカメラの表象を描く.鑑賞者.イメージと対峙する瞳に,結像としての工業都市のプリコラージュを作り出し,その両者の関係を作品にする.瞳の奥に移る共役なイメージは,人称の自由な変換過程の象徴だ.
人:都市の波
身体運動の作り出す波と三人称としての構造の波
鰐:太陽の波
変温性と太陽.鰐という古典的日本の幻想.鮫.
蛙:界面と泡の波
空気と水の中間生成物として生きる生物と工業
梟:空気と天候の波
風の波,俯瞰,風が作る空気の変化,四季.
鯖:海と太陽の波への擬態
光と水が作る波.音のインターネット.接続された水. 海と太陽の波への擬態,太陽の照りの擬態.地球

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