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entangle moment - [quantum | earth | universe] × art
「漂泊するテトラレンマ: 海・空・船・身体」
プラチナプリント
メディアアーティスト落合陽一は、2024年に、海の生物と環境の保全を目的に世界中の海を科学探査する「科学探査船タラ号」に乗船しました。この航海に触発された写真作品のほか、海洋にまつわるものを多数撮影し、数百年ものあいだ消えずに残るといわれる、安定した写真技法=プラチナプリントで制作しています。その深い諧調のなかには、つねにうつり変わりつづける一瞬が静かに写しとめられています。
「海洋・揺れ・波・そして茶を点てる」
2チャンネル4K
「科学探査船タラ号」に乗船しているあいだ、アーティストはふだんの生活とちがう「揺れ」に注目し、「鼓膜で感じるよりも周波数の低い揺れ」や「船の揺れと丘の揺れ」について書いた「Tara号日記」をインターネット上に発表しました。また、大きく揺れる船の上で、コンピュータで仕事をしたり、ニュース番組の生放送に出演する姿が注目を集めました。
「リキッドユニバース Ⅱ」
LED vision, 生成AI
「リキッドユニヴァース」は、生成AIをもちいて万物の変化やお互いの関係性を表現した作品です。「デジタルネイチャー=計算機自然」という概念のもと、伝統と革新、神秘と科学、物質と非物質の境界をシームレスにつなぐように、AIによる動画がたえまなく変化をくりかえし、海洋生物や龍の姿が生まれては消えていきます。始まりも終わりもない世界の流転、それは量子・海・宇宙をむすぶ「ウロボロスの蛇」のようにも見えます。